気ままな読書ライフ

気ままな読書日記

新年 初読みは「坂の上の雲(1)」の「海軍兵学校」の章

2020年が明けた。 ブログの習慣化は、昨年から続く今年の目標だが、ともかく「何か書く」というのを目標としたい。気ままな読書ライフの記録なのだから。 さて正月、お昼から酒が飲めて、つまみに事欠かないのが嬉しい。 飲んで、いつの間にかぐっすり昼寝を…

2019年ラス前の読書                 

麻雀用語で、「オオラス」「ラスマエ」というのがあった。もうする相手がほとんどいなくなったので、少なくとも10年以上はやっていないと思うが、この年の瀬の時期になると、この言葉だけなぜだか思い浮かんでくるのである。今日はラストの前の12月30日な…

介護のお勉強

今年の10月から介護職の資格取得の学校に通っている。初任者研修というコースで、昔のヘルパー2級資格取得相当の研修だ。土日コースに通っているが、土日ともに授業がある週も何週か続き、しかも10:00~17:00までと終日授業があるため、なかなかのハード…

青春キップ読書の旅

またまた久々のブログ更新。更新ネタは幾つもあるのになかなか更新できないなぁ・・・と思っている間にもう年の瀬。世の中で多忙に活動しつつ、日々更新される方々に敬礼したい気持ちである。「習慣化」は2020年への持越し課題だ。 今回は「青春キップ読書の…

オススメしてもらった本に着手

今年の暮れも押し迫ってきた。 このブログは、昨年末の転居をきっかけに開設したのでやっと1年となる。なんとか中断することなく、持ちこたえることができた、という感じだ。新しい本、古い本にこだわることなく、自分で「読みたいな」と素直に感じたものを…

「BLUE GIANT SUPREME 9」

BLUE GIANT SUPREME (9) (ビッグコミックススペシャル) 作者:石塚 真一,NUMBER8 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2019/10/30 メディア: コミック カルテット「NUMBER FIVE」にレコーディングの話が舞い込んだ。あのモーレン5を売り出したMNCレコードの重役…

ドナルド・キーンの「思い出の作家たち」

2019よいよ師走に入った。今年も様々なニュースがあったなかで、ドナルド・キーン氏が亡くなったというのも、今年前半の記憶されているニュースの一つだ。 今調べてみると1922年生まれで没年齢は96歳。日本に留学で来られたのが1953年(昭和28年)で、日本国…

司馬遼太郎が愛した日本人

引き続き、「司馬遼太郎 リーダーの条件」を読んでる。 本書には、司馬遼太郎という作家や、その作品、その作品に登場する歴史上のリーダー等をめぐって、4つの座談会の内容が収められており、昨日の通勤読書では、2つめの座談会、半藤一利氏、山内昌之氏…

司馬遼太郎 リーダーの条件

司馬遼太郎 リーダーの条件 (文春新書) 作者: 磯田道史,半藤一利,鴨下信一他 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2009/11/19 メディア: 新書 購入: 1人 クリック: 5回 この商品を含むブログ (4件) を見る 読みたい本が幾つかたまってきている。しかし、あち…

サンデーウォーク/「三国志」第五巻読了

今日は日曜日。 先日から「サンデーウォーク」と称し始めた、日曜朝のウォーキングに出かけた。今日のコースは、多摩湖を望む狭山公園内を歩いて、町内もぐるっと回って自宅に戻るコースとした。今日は秋晴れの絶好のウォーク日和で、空気も澄んでおり、多摩…

早稲・中稲・晩稲

早稲(わせ)・中稲(なかせ)・晩稲(おくて)と読むのだ。早稲と晩稲は言葉ではよく聞くが、中稲(なかせ)は恥ずかしながら知らなかった。PCでも「なかせ」と入力して候補に「中稲」は表示されなかった。 稲にも成熟期の遅早があり、8月中旬~9月中旬くら…

色心の健康づくり

「遊楽とは我らが色心依正ともに一念三千、自受用身の仏にあらずや、法華経を持ち奉るより外に遊楽はなし、現世安穏・後生善処とは是なり」 朝、起きて仏典を学ぶことを毎日の習慣としているが、今日は自分の日記に書き記したのはこの日蓮の言葉である。結論…

夏井先生の「子規365日」

先日の三木清の「人生論ノート」では、文意の理解のほうに随分エネルギーを要したので、次は比較的さらりと読めそうな本にしようと思い、kindle本で夏井いつき先生の「子規365日」を読み始めた。もともと朝日新聞の愛媛版で「子規おりおり」というコラム…

休日のほっと一息

今日は11月3日「文化の日」。そして読書週間のうちの一日でもある。 とういうか、この読書週間というのは、文化の日を中心に「10月27日~11月9日の2週間」と定められたようである。そして、その始まりの10月27日は「文字・活字文化の日」とされている。まぁ…

ジャズプレイヤーの名言

本書のタイトルが魅力的に感じ、ずっと自身の「読みたいリスト」に放り込んであったが、先日kindleのunlimitedで見つけ、思わず読みかけ中の本を中断して読み始めた。非常に短い本なので、中断読みでも全然OK。 著者の三木俊彦氏は、二つの顔を持つ人物で…

ナイツ塙の言い訳

2018年、M-1審査員に抜擢された芸人が漫才を徹底解剖。M-1チャンピオンになれなかった塙だからこそ分かる歴代王者のストロングポイント、M-1必勝法、…「ヤホー漫才」誕生秘話まで、”絶対漫才感”の持ち主が存分に吠える。 ナイツは大好きな漫才師だし、お笑い…

文系の背伸び 「ロウソクの科学」を読んでみた

2019年10月9日、リチウムイオン電池の開発で、吉野彰氏が「ノーベル化学賞」を受賞した。本書はその吉野氏の愛読書であったということで、書店店頭では瞬く間に売り切れになった。「売り切れ」といわれると読みたくなるのが心情で、絶対読めるkinle本で読む…

「自分らしく」生きるとは自分のフィールドを見つけること

この表紙が、この本の内容のほぼ半分は物語っている。 字の大きさからして、この本のメインタイトルは「サラリーマン2.0」のほうで、サブタイトルが「週末だけで世界一周」なのだろう。そして、著者の名前の上には「リーマントラベラー」とある。そして解放…

古本で「日本を創った12人」を読む(続き)

先日先に「後編」を読むことになってしまったので、今回は遡って「前編」を読んだ。 著者が選んだ日本を創った12人のうち、「前編」では次の6人を取り上げている。すなわち、聖徳太子、光源氏、源頼朝、織田信長、石田三成、徳川家康だ。 聖徳太子の選択に違…

古本で「日本を創った12人」を読む

たまたま、ブックオフアプリにたまっていた100円の使用期限が迫っていたときに、ブックオフの店舗前を通りかかったという理由で、この本をポイントでゲットした。どんな本でも無料で入手できるのだからありがたい。 「日本を創った12人」・・・パラパラと立…

メンタルの健康のための第三の方法

「うつ」や「パニック障害」と闘われている人にとっては、とても心強い本であると思います。 自身にも療養中の家族がおり、家族のためにプラスとなる情報はなんでも知りたいという思いから手にした本です。同じ悩みをお持ちの方やその家族の方へは、一読を…

命を主題とした小説のあらたかさ 浅田次郎「帰郷」

帰郷 (集英社文庫) 作者: 浅田次郎 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2019/06/21 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 先日文庫本化されたばかりの浅田次郎の「帰郷」を読んだ。 この8月の終戦記念日に半藤一利氏の「日本のいちばん長い日」を読んで…

生きるための図書館

最近発刊された(2019年6月20日第1刷発行)だったばかりの本だったのと、題名に興味を惹かれ、図書館に予約を入れた。3冊同時に予約本が到着したが、その中では「選択ミス」だなと思った1冊だった。 生きるための図書館: 一人ひとりのために (岩波新書) 作…

自分のための人生

「自分のための人生」というなんとも当たり前のように思えるタイトルだが、本書はまさにこのテーマについて一貫して述べられている。人生が「自分のため」でないケースがあるのかというと、それが実のところ往々にしてあるようだ。むしろ、自分のために人生…

千冊を鍛とし、万冊を錬とす

今週の通勤読書は、齊藤孝氏の「超速読力」。齋藤孝氏の本は、とても分かりやすいし、文章に啓発力があるので、読むと何かしらモチベーションがアップする。 過去にも齋藤氏の「読書力」という岩波新書を読んだことがあるが、この本を読んだときにも「読書意…

三屋清左衛門残日録

夏休み明け第一週目の通勤本。先日のヨガの本はさらりと読んで、後半はこの藤沢周平氏の「三屋清左衛門残日録」を読んだ。 三屋清左衛門残日録 (文春文庫) 作者: 藤沢周平 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 1992/09/10 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック:…

リードとライト

引越しを期にブログを始めたのはちょうど年末年始休暇の時期だった。 なんとなく新しい地で新しいページが始まるというのがよいなと思ったし、新しい土地での新しい歴史を綴っていこうという思いもあった。なにより休みで自分の自由な時間が増えるということ…

男女間の不合理、親子間の不条理

学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書) 作者: 福澤諭吉,斎藤孝 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2009/02/09 メディア: 新書 購入: 28人 クリック: 416回 この商品を含むブログ (170件) を見る この本は何度か読んだが、自分では「よい本」と認識しているの…

眼光紙背に徹す

読書は楽し。 良い本と出会い、できるだけたくさんの本を読みたい。これは本読みの共通の望みだろうと思う。しかしながら、ちょっと振り返ってみると、「できるだけたくさん読みたい」という気持ちも、前と今では少し違ってきたように思う。 少し前には、と…

日本でいちばん長い日

日本のいちばん長い日(決定版) 運命の八月十五日 作者: 半藤一利 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2012/09/20 メディア: Kindle版 購入: 1人 この商品を含むブログを見る 夏休み、自分自身の「読みたいリスト」に入れてある幾つかの本を読みたいと考え…