気ままな読書ライフ

気ままな読書日記

GRATITUDE (グラティチュード) 毎日を好転させる感謝の習慣

電子書籍で読んでいる途中に、何か所かマーキングした。列記するが、特に自分なりに大事だなと感じた点は、後から読み返すときのために、「◎」表記しておこうと思う。

感謝の反対は不平不満。感謝にあふれている人と、不平不満ばかり言っている人と、どちらが好感度かは一目瞭然であり、自分自身が感謝の気持ちであふれているときと、不満の心が渦巻いているときとでは、どちらが心地よいかという問いにも即答できる。

であるのに日常、感謝ができず、不平ばかり懐いてしまいがちのはなぜなのだろう?

欠乏意識をなくせというのが著者のアドバイス。満たされているということを理解し、自覚できる視点を持たねばならない。ヘレンケラーの素晴らしい視点に学び、実践していくのみだ。努力が必要と著者はいう。

そして、その努力により、感謝が自動モードになれば、すべてにハッピーな人生となるなるのだろう。

***以下抜粋***

ドーパミンの分泌をうながす様々な要因の中で、とりわけ重要なのは感謝の心を持つこと。

・身の回りのものに感謝すればするほど、ドーパミンセロトニンがたくさん分泌される。

◎身の回りのものに感謝する週間を身につけると、脳の中でそれをつかさどる神経回路が強くなる。やがて「自動モード」となる。

・ロサダ比:感謝と不平の比率

・たとえ今日、多くを学ばなかったとしても、少しは学んだのだ(ブッダ

・豊かさ意識を持つ人は
 ①毎日、感謝の言葉を述べる
 ②好きなことに意識を向ける
 ③感謝の心を持つ人と一緒に過ごす
 ④独自の強みを生かす
 ⑤明確なビジョンを持つ
 ⑥計画をたてて行動する。
 ⑦周囲の人に好影響を与える

引き寄せの法則:「似たものは似たものを引き寄せる」という法則

◎私にはたくさんのものが与えられていますから、自分に与えられていないものに思いをめぐらせている時間はありません(ヘレン・ケラー

◎不平不満をいうことは欠乏意識のなせるわざ

・不平を言う癖が直ると、本当にしたいことに意識を向けることができるから、能力を発揮して目標を達成し、豊かな人生を築くきっかけになる。

・たいていの場合、人々は過去のことを後悔し、未来のことを不安に感じているのが実情

・自分に思いやりをもつ。絶えず自分に優しい言葉をかけ、自分にポジティブに話しかけよう。

・3つのステップを行動に移せ。
①自分の本当のニーズを見極め、それを満たすために全力を尽くす。
②今後もずっと頑張れるように、時には自分に何らかのご褒美を与える。
③自分の間違いを許し、後悔を避け、今この瞬間を最大限に生きる。

◎人間の脳は、現実と想像を区別できないから、あなたの信じているものを受け入れる。

・思いやりを持つこと素晴らしいが、相手を本当に理解して、絆を深めるためには、共感力を育てる必要がある。

◎感謝することは生まれつきの能力ではななく、努力して身につけるべき資質である。ちょうど努力して体を鍛えるのと同じことだ。

・人間を突き動かしている最大の心の要因は、自分を大切に扱ってほしいという強烈な願望である。ウィリアム・ジェームズ(米心理学者)