気ままな読書ライフ

気ままな読書日記

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

貂の皮

司馬遼太郎の短編の最後の「貂の皮」は面白かった。 そもそも最初は、この文字を何と読めばよいのかわからなかったが、これが「テン」という動物のことであることがわかった。「貂の皮」とは、この動物の皮で創った槍の鞘で、徳川の時代には、豊臣系の大名・…

重庵の転々

昨日から読み始めた司馬遼太郎の短編「馬上少年過ぐ」の第二編めは、「重庵の転々」というタイトル。タイトルだけでは想像がつかなかったが、読み進むうちに、重庵とは人物の名前であることが分かった。そして、最後まで読み進めて、これは著者が実在の人物…

司馬遼太郎の短編を読む

やっと週末。今日も朝のウォーキングを兼ねて、借りていた本を返すために図書館までウォーク。午前中に少し降ったのか、畑の土の上ではうっすらと白いベールが。 司馬遼太郎の短編集「馬上少年過ぐ」には、4つの短編が収められている。 「馬上少年過ぐ」 「…

帰宅時の本

今週は、朝の通勤時と帰宅時とで本を読み分けている。 朝の通勤時は、やはり車中が混んでいるということもあり、本を広げるスペースが確保できない。ということでスマホでこじんまりとkindle本を読んでいる。そして、帰りの電車では、これまた混んではいるも…

正史にもとづく「三国志」の旅の始まり

宮城谷昌光氏の「三国志読本」を正月明けに読んで、宮城谷氏の「三国志」が正史に基づく大作であると知り、古代中国・後漢の時代への旅が始まった。 前回挫折した、第一巻は結局読了するのに1週間以上かかってしまった。四知を唱えた楊震。ネットで探してみ…