気ままな読書ライフ

気ままな読書日記

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

自分のための人生

「自分のための人生」というなんとも当たり前のように思えるタイトルだが、本書はまさにこのテーマについて一貫して述べられている。人生が「自分のため」でないケースがあるのかというと、それが実のところ往々にしてあるようだ。むしろ、自分のために人生…

千冊を鍛とし、万冊を錬とす

今週の通勤読書は、齊藤孝氏の「超速読力」。齋藤孝氏の本は、とても分かりやすいし、文章に啓発力があるので、読むと何かしらモチベーションがアップする。 過去にも齋藤氏の「読書力」という岩波新書を読んだことがあるが、この本を読んだときにも「読書意…

三屋清左衛門残日録

夏休み明け第一週目の通勤本。先日のヨガの本はさらりと読んで、後半はこの藤沢周平氏の「三屋清左衛門残日録」を読んだ。 三屋清左衛門残日録 (文春文庫) 作者: 藤沢周平 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 1992/09/10 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック:…

リードとライト

引越しを期にブログを始めたのはちょうど年末年始休暇の時期だった。 なんとなく新しい地で新しいページが始まるというのがよいなと思ったし、新しい土地での新しい歴史を綴っていこうという思いもあった。なにより休みで自分の自由な時間が増えるということ…

男女間の不合理、親子間の不条理

学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書) 作者: 福澤諭吉,斎藤孝 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2009/02/09 メディア: 新書 購入: 28人 クリック: 416回 この商品を含むブログ (170件) を見る この本は何度か読んだが、自分では「よい本」と認識しているの…

眼光紙背に徹す

読書は楽し。 良い本と出会い、できるだけたくさんの本を読みたい。これは本読みの共通の望みだろうと思う。しかしながら、ちょっと振り返ってみると、「できるだけたくさん読みたい」という気持ちも、前と今では少し違ってきたように思う。 少し前には、と…

日本でいちばん長い日

日本のいちばん長い日(決定版) 運命の八月十五日 作者: 半藤一利 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2012/09/20 メディア: Kindle版 購入: 1人 この商品を含むブログを見る 夏休み、自分自身の「読みたいリスト」に入れてある幾つかの本を読みたいと考え…

山本周五郎の戦中日記

山本周五郎 戦中日記 (ハルキ文庫 や 7-10) 作者: 山本周五郎 出版社/メーカー: 角川春樹事務所 発売日: 2014/05/13 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 今日が、74年目の終戦記念日ということで、少し前に読んだこの本のことを書いてみよう。この本…

通勤電車で寄席を楽しむ

古典落語(上) (講談社文庫) 作者: 興津要 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/03/07 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る このシリーズは、「上」「下」「続」「続々」「続々々」「大尾」の6巻ある。 発刊当時、あまりにも面白くて虜…

心のメカニズムを知りたい

無意識の構造 (中公新書) 作者: 河合隼雄 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2017/05/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 心理療法を受けている家族がいると、心のメカニズムなどにはとても関心が湧いてくる。これは、その家族のた…

ド素人のアフィリエイトの本

スピードマスター 1時間でわかる アフィリエイト 作者: リンクアップ 出版社/メーカー: 技術評論社 発売日: 2018/06/23 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 夏休みのお勉強テーマとして、一つは「アフィリエイト」をちょっと勉強…

生きるぼくら

生きるぼくら (徳間文庫) 作者: 原田マハ 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2015/09/04 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (6件) を見る この本の読了後の感想を述べよと言われたら、「とても感動した!」という言葉となるが、その中身は一言では語りつ…

夏の図書館ウォーク

昨年末、この地に引っ越してきて、まず最初に探したのは地元の最も近い図書館。 予約した本を取りに行ったり、返しに行ったりの目的で、週休の土日などに定期的に通っている。 小さな丘を越えたところに図書館があり、徒歩で片道20分程度の距離かと思う。体…

「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」

今日は、我が家の自閉症の次女が施設の合宿旅行に出発した。二泊三日の旅だ。 やはりイベントの前、メチャメチャ緊張していたようだ。自分で自分を励まそうと、普段の何倍も言葉数が多い。でもバスに乗り込んだら、楽し気に手を振って出発した。 私はサラリ…

アンネフランクの記憶

夏期休暇に入った。というわけで、少し仕事を忘れて、気ままな読書ライフを送ることができそうだ。特にどこかへ行くわけでもなく、起きたい時間に起き、好きな時に冷蔵庫から冷たい飲み物を取り出して、自分のデスクに座って好きな本がいつでも読める、、、…